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同居人が実家へ里帰りな為、一人のお城でした。明日、昼からのイベントを見に行くので私はお留守番でございました。夕方、一緒に近所のマックで月見バーガーを食べてから車で去っていった。
まあ、なんでしょうかこの一人のお城だとはしゃいでしまう自分とか。
同居人がいたらいたでくだらない話をして笑っていたりもするんだけれども、一人だとまた別なかんじで心躍るこのかんじ。夜がまるまる自分のものっていうこの感覚。中高生のころとなんら変わらないこの感覚。
おそらく自分が男だったら相当ダメなヤツだったと思う。ごくつぶしとかろくでなしとかそんな類だったのではなかろーか。女でよかったやもしれん。
そんなわけで、深夜12時ぐらいから地元の漫画喫茶へ行っちゃいました。いい歳こいて漫画喫茶で夜を明かすってアホかわたしは。
実のところ、こないだオークションで落とした真っ白レースのロングスカートをはいてお出かけしたかった…ってのが第一の動機ってあたりもまたなんだかなあと思うよね、アハー。
しかしこのスカートよかったわ。裏地というか、透けないように中にはくのもついてるし、はいてて楽チンだしカワイイし。770円じゃあお買い得。ウフフー。
いや、モチロン動機は他にもあって読みたい漫画があったんです。大島弓子のロストハウスってやつが読みたかったんだけど、なかったよぉ〜(;_;)てか、綿の国星すらないってどういうこと!名作だろうよ、なんだよなあ。
うなだれつつも、ガッツリ三時間コース。カレーとホットケーキも食べてかなりご満悦。プラス二時間オーバーしちゃった…。
終電逃したわけでもないのに、深夜5時間漫画喫茶で過ごす女。しかも夢中で。どうですかこれ。
いやーしかし、最近の漫画喫茶はすごいね。充実してる。もれなくインターネットつきの個室が与えられるし、飲み物は無料で飲み放題だし、シャワー室までついてるし、リクライニングシートだし。まあ個室狭くてずっといたら体痛くなりそうだけどさ…。24時間営業なので終電逃した人いっぱいいたみたい。あちこちからいびきが聞こえてきた。
まずは、途中まで読んでたシガテラをラストまで読みきって涙ちょちょぎれました。この必要以上に普通なラストがたまんなく胸にきたぜ。あんまりリアルに普通すぎて、逆に切ない。
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しかし「神の左手悪魔の右手」は、のっけからテンション高すぎる。いきなり、おねえちゃんの体から、皮膚を突き破ってガイコツや三輪車が!てそんなあーた。
そして短編なのねこれ。オカルト作家としての楳図を好きな人ならこれはかなりグッとくるのではないかと思った。私はどちらかというと楳図はSFっぽい作品の方が好きなので、微妙にツボがズレていた。でもまた漫画喫茶行くときがあれば続き読むけどね。
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さあさあ、そろそろ風呂に入ります。客観的に見たらおそらくどうしようもない一日。自分にとってはそれなりに充実した一日。いいんだこれで。