はてな年間100冊読書クラブ 8冊目・9冊目

ぼくの小鳥ちゃん

ぼくの小鳥ちゃん

OH……私はコトリという響きがたまらなく好きなのだよ…。サイト名「CHEEP!」は鳥の鳴き声だし、ここは「さえずり喫茶」だし。
それもこれも、「店を持つならなんて名前にする?」という質問に対する、「ことり!」という叔母の答えを聞いた瞬間から、その響きに取り付かれてしまったのです。響きだけじゃなくて、存在自体がカワイイしね。ことり…コトリ…小鳥!ひらがなでもカタカナでも漢字でもカワイイじゃないの!ムッハー!
そしてこのように小生意気なキャラクターときたらもう。そんでもって、バスケットをベッドに、ラム酒をたっぷりかけたアイスクリームにうっとりし、たらいに張った氷でアイススケートを楽しむだなんて、もはやヨダレが出るなあ。
しかし、私は小鳥ちゃんにもガールフレンドにもなれないなあ。どうしてもというならば、「僕」にならなれそう。
それにしても絵がカワイイ。

カフェー小品集 (小学館文庫)

カフェー小品集 (小学館文庫)

井の頭公園近くの団子を出す喫茶店が出てくるのですが、ここだ!って思いました。
昔、一度だけ行ったことがあるんです。その後、もう一度行きたいなと思い、そのへんをうろついたのですが、たどり着くことができませんでした。そもそも、喫茶店ていうか民家みたいなとこだったし。夢でも見たのかしら…??って思っちゃうような店だったんです。
これを読んで、実在していたのか!っと、ちょっと嬉しい気分になれましたよ。ありがとう!!
他にも知ってる店がいくつかありましたが、知らない店もぜひ行ってみたくなりましたわん。カフェじゃなくて喫茶店、ね。いいよねー。
ええと、この著者の本は初読なのですが…というか、実はちょっと避けておりました……でも読んでみたら、うわ!って、なんかうなづけることがけっこうあって、食わず嫌いはよくないなっと思いました。へへへ。