はてな年間100冊読書クラブ 二期目 1冊目・2冊目

女のケモノ道

女のケモノ道

岡崎さんとその愉快な仲間たちとのガールズトーク的な一冊。雰囲気としては「東京ガールズブラボー」的なのりですな。「くちびるから散弾銃」のが近いか。こういうかんじも好きだー。クレアで連載されてたものらしいです。90年代に青春を過ごした者としては、楽しく読めました。
そうそう、揚げたてドーナツが食べれるルーマニアレストラン「ダリエ」の話が出てくるんだけれども、ここは一度、通っていたスクールのクラスメイトの男子に誘われて行ったことがあります。デデデデート!とか思って行ったけどちっともおもしろくなくて、それ以降、彼とは疎遠になってしまったよ…ふふふ。アツアツ揚げたてのドーナツを食べて冷め行く男女の関係(てほど深い仲では全然なかったが)…人生とは奥が深いものであります。でもお店の雰囲気はとってもステキだったんだ。店の名前とかをさっぱりおぼえていなかったのだけれど、この本に出てきて分かったのでよかった!
ココシャネルが女性をコルセットから解放した、なんて書いてあったから、ココシャネルの映画を観たくなってしまったのだった。タイムリー。

パレード

パレード

センセイの鞄」の番外編?薄いからすぐ読めた。児童文学みたいな雰囲気。なんだかほろりと泣けた。