ふと気づくとわたしは長ネギを切っていた。トントントンと遅いながらも規則正しい音で。それはなんのためかと少し考えて、そうだ明日のおかずの豆腐の上に乗せるのだわと思い出す。目的を意識するよりも先に行動している。 退屈だったから。いつもより時間が…
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