• ふと気づくとわたしは長ネギを切っていた。トントントンと遅いながらも規則正しい音で。それはなんのためかと少し考えて、そうだ明日のおかずの豆腐の上に乗せるのだわと思い出す。目的を意識するよりも先に行動している。

退屈だったから。いつもより時間があったから。少しおかずを多めにすることにしたのだと思い出す。
きっと、素晴らしい文化や驚くべき発明やそういったなくても困らないが、あった方がちょっとステキなかんじのものたちは、退屈から生まれるに違いない。
タイクツカラミライハツクラレル(By TOMOVSKY

  • たとえば何か相談事をしたとして、しょせん他人は不真面目であるのだななるほどね。だって他人事だからね。一生懸命考えても、それを実行したことで、誉められるのも叱られるのもしょせんは他人であるのだから。

だけれども、できる限り一緒になって一生懸命考えるよわたしは。くだらないことだったらくだらないかんじででもそのくだらなさを楽しむようにして一生懸命考えるよわたしは。
でも責任がないから、自分ではできないなあと思いながらも正論をたくさん言う。そんなもんだろ。
だけどもね、そんな不真面目でいいかげんなトークから妙案つーのは生まれるもんなんだよきっと。わるかねえぜ。

  • 涙が出るときのあの感覚は、尿が出るときの感覚とちょっと似ていると思った。

体液を外に出すときというのは、快感が伴うものなのかもしれない。

  • ロックは説得力だ。と妙に悟りを開いた一日であった。

どんなにくだらないことを歌っていたとしても、そこに説得力があればハートにズキュンときちゃうことってあるよね。そしてその説得力ってのには、そいつの本気がギュっと詰まっているに違いないぜ!ヘイユーロケンローイェーイ。ガリガリキュイイーン。

なんてことをボンヤリ考えた一日でした。