三日目その2(読書編)

京極夏彦姑獲鳥の夏」読了。
けっこう分厚いのに、三日弱で読み終わったなあ。
これぞ入院パワー。

冒頭の本屋の主のうんちくがつらいと貸してくれた人をはじめ、みなさん口々に言ってたのも納得。
しかしここは全編につながってくるので読まなくてはいけないという苦行…
でもこのうんちくが、自分で暇つぶしにうだうだ考えたりする雑感とちょっとかぶるとこがあって興味深くはあった。
もちろんさらに深く掘り下がってるわけですが…

ひとまず、重いんだけどエンターテイメントだなあと思いました。
途中で、この人あやしいな…とかいうのが読めてしまうわけですが、それでも最後まで楽しめて読後感もよい。
しかし、最後に分散してた謎がすべてつながるかんじが快感!すっきり!おかあさん、三日目で便秘が解消されたよ!!というかんじ。

ただ、舞台が病院だったりもしたので、夜中に読んでるとたまに怖かった…よりによって今いる場所が病院内ですし……

でもまた読みたいです京極。しかし、普通の生活しながら読んだらどんだけかかるんだろ……(;´Д`)

そして二冊目は村上春樹海辺のカフカ」。しかし、うぶめと世界観が違いすぎてイマイチ入りこめない…ゆるゆるゆきまる。