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- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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自選短編集らしいですけども、社会問題をシュールでブラックなかんじで書き出した?みたいなかんじ??正直、「問題外科」とかは読んでて眉根が寄りました。でも、こういう犯罪者増えてるなって気もする。まあ、極端ではありますがね。
その他のお話はおもしろかったですけど。「平行世界」とかはだいぶ好きなかんじでした。
筒井さんの本は2冊目だか3冊目ぐらいですが、いささか過激な描写もあって、たまに気分が悪くなります。好きな話はすごく好きなんだけどね。わりとグロイの平気な方だと思ってたんだけどな…。村上龍とかは読めるし。まあ、だいぶタイプが違うけどな。
しかし、これを書いた当時は昭和62年てことですけど、やはり、そんなバナナ!的なファンタジーな物語だったのでしょうか?表題作の最後の喫煙者なんて、ちょっとリアルだよねえ。嫌煙者の方々のご意見ったらなかなかどうして過激なものばかり。まあ、気づかいできない喫煙者も悪いんでしょうけども。
まあ、ちょっと読んでてニヤニヤはしてしまいました。