言葉足らずになったのはいつからだろうかしら。
説明しすぎることがカッコ悪いと思うようになったのはいつごろだったのか。
不真面目なフリをしていたら本当に不真面目になってしまったように、もうそのときそのときに丁度いい言葉が思い浮かばない。
練習を怠るとギターの腕は落ちる。そんなかんじで、言葉を使いこなす術も落ちてしまうのかもしれないな。
状況に、気持ちに、そのタイミングに、丁度いい言葉が思い浮かんだときの気持ちよさ。パズルのピースがピッタリハマったときのような気持ちよさ。サクッと音がしそうな気持ちよさ。なんだか身軽になってどこまでも飛んでいけそうな気持ちになるんだよ。たかだか言葉なのにな。