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感想書いてなかった分を一気に書いてみた。
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/04/01
- メディア: 文庫
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しかしながら、読み出したら止まらず、そしてハートウォーミング!なんともいい話じゃないか。感動した。
てっきりアキヒロが殺人犯なのだと思って読んでいたら、最後の方の展開で、あれえ?っていいかんじに裏切られた。ミステリだと思って読んでいなかったので、逆に夢中になって、あれよあれよと言ううちに読み終えてしまった。
無言でテーブルに並べられる二杯のシチューの場面とか、とても印象的だ。シチューってとこがまたいいよねえ。あったまるわあ。心も体も。
- 作者: 姫野カオルコ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2007/02/24
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メインとなる話は中学生と教師の恋愛なのだけれど、彼らをとりまく人々の恋愛模様も描かれていて、ホントにこの学校に自分がいて、周囲を見渡してるような気持ちになれた。中学校っていう空間のあの感じが見事に描かれているように思った。リアルにいろいろ思い出せたもの。自分の中学生時代を思い描いてみても、隼子はたしかに早熟だと思う。でもああいう子いたよね、とも思う。
「どうかしていることを恋というのよ。」
ああ、まったくその通りだね。恋をしている状態が普通っていう人がたまにいるけど、私はちっともそうではないタイプなので、恋愛中の自分の言動とかを思い出すと実に恥ずかしい。もんどりうつね。なので、この台詞にはちょっと救われてしまったわ。
ちょっと、ジョージ朝倉の「ハートを打ちのめせ!」を思い出してもうた。漫画だけど。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- メディア: 単行本
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映画も観たけど、伊良部は小太りなイメージがあったので、ちょっとイメージ違ったかなー。でも、松尾さんもキモくて憎めないかんじでよかった。看護婦のマユミちゃんも、ヤンキー上がりっぽいイメージだったんだけど、ガイジン系できたか!と。映画には携帯の話が入ってなくってちょっと残念だったけども、まあ、おもしろかったです。
- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/05/10
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生きてるうちにいつの間にか失っているものってのは間違いなくあると思う。ふと気づくと、あの時たしかにあったものがなくなってるっていう。失ったとは気づかずに落としてきている、そんなもの。だいたいそういうのってのは後になって気づくのさあ。
なんかそんな感覚を思い出した。
祥一のキャラはいいなあ。
あとがきに書かれているところの、絲山Aって方を読んだことないので、次回はそっちを読んでみたいなあ。