はてな年間100冊読書クラブ 54冊目・55冊目・56冊目
並べてみると思春期まつりだ。
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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カワイイだけじゃない、女子のちょっとイジワルな部分とかもちゃんと書かれているところが好きなんだろうなあ。そうでないとリアルじゃないもんねー。
ポニーテールの先生の話がおもしろかった。異業種交流みたいな。ちょっとちがうかー。
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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歴史あるキリスト教お嬢様女子高のアウトローばかりが揃う読書クラブで、正史には残らない珍事件ばかりがつづられたクラブ誌があった。とかいうお話。
創立当初だったり、70年代・80年代・現代…と時代を変えていくつかの事件が短編集になっていました。どれもおもしろかったけれども、烏丸紅子の話と、聖女マリアナ消失事件がおもしろかったかなあ。
読書クラブ員の一人称が、全員「ぼく」だったのが気になったけれども、雰囲気には合っていたからいいのかな。
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/28
- メディア: 単行本
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ひょんなことから年上の成人女性雪絵と知り合って、オトナの世界を垣間見る中学生の夕陽くん。
雪絵は、土地を相続していてほぼ働かずに生きている。そして家出少年をもう5年も飼っている。5年も行方不明って!
聡、大きくなりすぎたよ。ってその家出少年に言い、中学生の夕陽くんを誘い出す雪絵。そういった性癖の持ち主なのかと思ってヒヤヒヤしながら読んだけれども、そういうわけではないのね…。
まあまあ、中学生ぐらいの頃ってそういう誘惑に惹かれがちだよね…見たことない世界を見てみたいというか。ちょっと悪いことしてみたいというか。
でもいい方向のエンディングでよかった。安心した。