はてな年間100冊読書クラブ 70冊目・71冊目・72冊目・73冊目・74冊目
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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個人的にはホルモーよりもこっちのほうが好きだった。ホルモーもおもしろかったのだけれども、こちらのほうがホルモーよりもキャラに頼ってないというか、ストーリーがしっかりしていて読み応えがあったように感じた。
読んでたら奈良に行きたくなった。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/19
- メディア: 単行本
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全体的にはじんわりほろりなお話だったのだけれども、猫の気を引くためにする町田さんの奇妙な行動・それに対する猫のそっけなさなどには、相変わらず噴出さされた。ところどころ、声出して笑ったよ!
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2003/12/18
- メディア: 単行本
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登場する人物がみんないいかんじ。不倫相手の浅見さんすら、嫌いになれない。イヤなヤツじゃない。垣内くんに至っては魅力的すぎる。すべてを悟ったかのように穏やかでいて、飄々としている。でもこういう学生くんはたまにいるな。何食って生きてたらああなれるんだろ。
作者さんは人の良いところを見つける天才に違いない。愛をもって綴られた文章というのはほっこりできるものなのだ。たぶんきっと。なんちて。
学校という場所がとても魅力的に感じられた。
- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/10/29
- メディア: 単行本
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性描写のバランスがちょうどよいぐらいだと思っていたら、ラストの話がキツかった…。これはさすがに無理だ。正直、しばらく気持ち悪かったわ。
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 単行本
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しかし、センセイは魅力的なご老体であります。こんなお爺ちゃんいたら友達になりたいなあ。新卒で入った会社にいたY田さんをちょっと思い出した。3まわり歳上のすてきなおじさん。すれ違いざまに、「ぼくもうさぎ!あなたもうさぎ!」とか言われてビックリして振り返りました。干支のことでした。なんなのその突然っぷり!急に思いついたの??おもしろすぎるよ。
決して恋愛感情ではなかったけれど、私はそのおじさんがとっても好きでしたよ。そうか、ちょうどそれぐらいの歳の差だな。ふむ、そう考えるとありえなくはないか。
居酒屋の酒の肴がおいしそうだったり、骨董市に花見にキノコ狩り、と、なんだか風情のある舞台が多くてホクホクした気持ちになれた。
ちょっとした発見だった。理由なく優しくされるのは、居心地が悪い。しかし公平に扱われるのは気分がいい。