時空のゆがみ

http://www.asahi.com/science/update/1023/002.html
天才物理学者アインシュタイン一般相対性理論で予言した「時空のゆがみ」の一種を、米航空宇宙局(NASA)やイタリアの国際研究チームが地球の周囲で初めて証明した。2基の人工衛星による精密な観測データを分析し、21日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。

一般相対性理論によると、自転している地球の周囲では、地球に引きずられて時空がゆがむ。NASAの説明では、蜂蜜の中でボウリングの球が回っている時、球の周囲の蜂蜜が引きずられるようなものだという。

93〜03年、2基の人工衛星の位置を、レーザー測距装置を使いミリ単位の精度で測定。それぞれ地球の自転の方向へ年間2メートルほど引きずられていることが確認された。

 「時空のゆがみ」の証拠としては、遠くの1個の星が複数に見えたり、リング状に見えたりする重力レンズ現象がある。ただ、地球の周囲のゆがみはごくわずかなので、じかに検出するのは非常に困難とされてきた。

NASAは今年4月に打ち上げた人工衛星GP−Bを使った観測でも、地球の周囲のゆがみをさらに詳しく検出する予定だ。

ううーん、気になるニュースだ…。時空のゆがみ…。
宇宙についてとか考えてると、あまりに果てしなくって恐ろしくなってきますよね。
死んだあとのことについて考えるのもそうかもしれぬ。
未知なるものというのは恐怖を感じるものなのだね、なぜなんだろう。

私が小耳にはさんだお話は、宇宙というのは果てがないというよりはむしろ、無数にあって、ブラックホールというのがいわゆる時空のゆがみで、それを抜けると、パラレルワールド(ここではないもうひとつの宇宙。というか、もうひとつの宇宙が山ほどある。)に行けるらしいよってヤツ。但し、たいがいの場合、ブラックホールに吸い込まれると、ものすごい引力によって、粉々になっちゃうらしいんだけど…。

パラレルワールド…そこでもフカフカはフカフカのままだといいなあと思う。
それにしても、「ハチミツの中でボウリングの球が回っている」などという表現が非常に外国じみていて、とてもよいのだ。欧米の人はすぐにスイートなもので表現をしたがるよね。
この食いしん坊どもがっ!!!(とめどなく流れ出るヨダレを拭きながら)