• 第10惑星発見

http://www.asahi.com/international/update/0202/001.html

米科学者らが昨夏に発見を公表した太陽系の「第10惑星」は直径約3000キロで、冥王星(直径約2300キロ)より確実に大きいことがドイツ・ボン大学などの観測で確かめられた。太陽の周りを回っていても小さな天体は惑星とは認められず、「第10」を惑星と認めるかどうかは今夏の国際天文学連合で議論される。研究グループは、「これに惑星の地位を与えなければ、冥王星を惑星と呼ぶ正当な理由がなくなる」としている。2日付の英科学誌ネイチャーに論文が掲載される。

スペインにある直径30メートルの電波望遠鏡と、高感度熱検知器を使い、「第10惑星」から届く波長1.2ミリの電波を精密観測。この波長の電波の強さは表面温度と大きさで決まるといい、太陽からの距離から表面温度を求め、大きさを算出した。

測定誤差は400キロ程度で、最も小さく見積もっても「冥王星より大きいことは、疑いの余地がない」という。観測結果からみると、表面は冥王星と同様に氷で覆われているらしい。

「第10惑星」は米カリフォルニア工科大のマイケル・ブラウン教授らが03年10月に見つけ、昨年7月に発表した。冥王星よりも遠く、太陽から56億〜145億キロ離れた楕円(だえん)軌道を、約560年の周期で回っている。

第10の惑星、名前は何になるんでしょうか。
水金地火木土天海冥。すいきんちかもくどってんかいめい。てえらくリズミカルで覚えやすいですけど、これにもうひとつくわえちゃったらどうだろう。せっかくの絶妙なリズムが崩れやしないかが何よりも心配です。
てそんなことを心配している場合なのかどうなのかは私自身も疑問ですが、私の知識で気にすることができるのはそれぐらいだってことですよ。
そもそも、天王星だの海王星だの冥王星だのは、とってつけた感が満載ですけど、ここらで「王星」シリーズも打ち切りにして、新たなシリーズを作ってみてはどうだろう。
だいたい、「王」て男ぽい名前なんじゃないのお?生粋のフェミニストの皆さんからは抗議など出てないのかしら??微妙に女性ぽい名前にしてみるとか……。
女性っぽい名前てなんだろう……??苺とか桃とか甘いものて女性ぽいイメージあるが……。それじゃちょっと文字自体の個性が強すぎかしらね。

  • 耳あかのタイプ、1塩基の違いで決定

http://www.asahi.com/science/news/TKY200601290220.html

ネバネバか、カサカサか、耳あかのタイプは、ある遺伝子の塩基配列のたった一つの違いで決まることが、新川詔夫(にいかわ・のりお)・長崎大大学院医歯薬学総合研究科教授らの研究で分かった。この遺伝子は、薬剤の代謝や排出と関係しており、将来、耳あかの型が、薬の効果や副作用を予測する一指標になるかもしれないという。29日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。

チームは、大学の関係者ら126人の協力で、耳あかとDNAの違いを比較分析した。「カサカサ型」の88人は1人を除き、「ABCC11」という遺伝子の塩基配列の特定の場所が「A(アデニン)」だった。一方、「ネバネバ型」の38人は、そこが「G(グアニン)」だった。この遺伝子は、薬剤の代謝と関連があると知られており、どんな薬と関係が深いのか、研究を進める。また、遺伝子が特定できたことで、耳あかの「ネバネバ型」と深い関係が知られている腋臭(えきしゅう)症の研究も進みそうだ。

耳あかの型は民族による違いが大きく、日本などアジアでは8〜9割が「カサカサ型」で、欧州やアフリカでは9割以上が「ネバネバ型」だ。

耳あかのタイプは、遺伝子によって決まる!?
私、どっちかて言うとネバネバ型な気がするんですよね。くっつき耳だって言われたし。でも、日本では8〜9割がカサカサ型なんですね!知らなかった……。
なんだろう、やっぱり西欧の遺伝子が入ってるのかしらー金髪碧眼の血が流れてるのかしらーわたしぃー。くす。
しかし、よく言われるワキガと耳あかとの関係。アレは単なる都市伝説じゃなくて、ちゃんとこんなサイエンス記事でも取り扱われてしまうほど現実みを帯びた話なわけ!?
あわあわわ。だいたい、ワキガて自分じゃ気づかないじゃない?滅多なことじゃ指摘できないじゃない??だから、けっこう自覚症状ないままワキガ人生を送ってる人も多いと思うんだよね。
で、ぶっちゃけ聞きますけど、わたしワキガじゃないですか……??どうなんですか…???ホントのことを教えて!!