電車の中で4倍速録音でさまざまなアルバムを入れ込んだMDを再生すると、ちょうどキングブラザーズ「BLUES」。たまたま空いてた席に座って町田康の「権現の踊り子」を読み出したら、ニヤニヤが止まらなかった。
とんと血が騒いで自分自身驚いた。やは!やははははは!とか笑い出したい衝動にかられましたよ。
グッとこらえましたけど。こう見えて一応オトナですし。
なんかね、そこそこ長く生きてきてるし、今の職場も長いしで、こういろんなことに麻痺してきてんだよね。ちょっとやそっとのことじゃ動じなかったりとかしてくるんだよ。たいていのことはすんなり受け入れちゃう自分がいる。
それはそれでステキなことだとは思うんだけれども、たまにパーッと壊れたくなるのね。今の現状は壊すほどツライもんじゃないから、壊したくはないんだけども。一瞬だけ、衝動的にはしゃぎたいというか、静寂をぶち壊したくなるというか、なんだ?ちょっとした変化というか、ギャハハハハッ!て新鮮な驚きで満たされて笑いたいっつーか、ハッとしたい?ああ、言うなればリフレッシュ??うん、それ。
なにはともあれ、日常にロックが足りなかった様子。ロック不足。ロック注入中。

BLUES

BLUES

権現の踊り子

権現の踊り子