ダリ展見てきました。

いやー、あいにくの雨の中でしたが、ダリ展大盛況だったわよー。作品見るのに、一苦労でしたよ。遠目から少しずつ絵画ににじり寄り、首を左右に動かして覗き込み、やっとこさ作品を拝むことができるのです。
鉛筆描きのデッサン画に対して友人が一言。「う、薄い!」まったくだ。ああ、まったくだ。この距離であの薄さでは見えやしないさ。

だいたいシュールな絵とか抽象画とか描いてる人はそうだけど、初期の絵は普通でした。
しかしながら、柔らかなもののデッサンとかそんなタイトルの絵があったりして、あのぐんにゃり感もそういった下積みによって成り立っているものなのだと思い、妙に感心しました。ちなみに、あのとろけるチーズのような時計の絵は、本当にカマンベールチーズから着想を得たらしいですよ。

私の絵を理解しようとする人がいるが、自分でも何を描いているのか分からないのに、他人に分かるはずがないじゃないか。みたいな文章が書いてあって、ちょっと共感した。ダリ本人や奥様の姿も、たまに作品内に出てきてました。そっくりだし。表現者はきっとちょっとぐらいナルシストな方がおもしろいもんができるに違いないのだ。
絵の中でも、あのハリガネのようにとんがったおヒゲだった。ダリさん、あのトンガリヒゲが正装なのね。

でも、時計の絵が……一番よく見る時計の絵がなかった気がするのよねー。なんか、砂漠みたいな場所にとろけるチーズ的時計がダランてなってるやつ。似たようなので、「記憶の固執の崩壊」って絵はあったんだけど、それはなんか水中なんだよね。
と思って今、検索してみたらやっぱりだ!「記憶の固執」か。それがなかった気がするぞー。込み合ってたから見逃したのかなあ??
あと、ダリはパンが好きみたいでした。結婚式の年に、20メートルのパンを作ったっていう写真があった。長ーいね。

とりあえず、いつか「アンダルシアの犬」を見ようと思った。目玉のシーンはトラウマになるとか聞いたことがあるような気がした。

その後は雨の中、松坂屋まで歩いてクリニークのクリームシェイパーフォーアイ(アイライナー)を購入☆やっとこさ購入〜。クリニークのお店って通り道にあんまりないから、なかなか買えずに困ってた。
その後は友人と、和民で飲み食いしてきました。いろいろ話して楽しかったー。
あ、和民の梅干サワーは美味い。梅干2個入ってるし!エライ!!1個じゃけっこう足んねーよなー。
しばらく飲んでなかったのに立て続けに飲んじゃってちょっと気持ち悪い。そしてとても眠い。寝ます。
最近、目が覚めると、とてつもなく喉が渇いている。かと言って、寝る前に水分を採りすぎると、尿意で目を覚ます羽目になる。難しいものだわ。