家の目の前にマツキヨがあるので薬品やら日用品ならマツキヨで済ませるのだが、近くにもうひとつドラッグストアがあって、そっちのドラッグストアは食品が実に安い。鶏卵が1パック100円、豆腐は40円で買えてしまう。先日日記に書いたオレンジチョコレートもそこで買うしね。
ドラッグストアなので、肉や魚等のナマモノは当然置いてないのだが、上記のもののほかに缶詰とかお菓子とか調味料とかそういったものが欲しくなると、そこへ行く。
歩くと12〜3分かかるので車で行くことが多いのだが、そこの駐車場に車を停めると、なぜだかドアロックがかからない。いつもは自然に開閉されるはずのドアロックがかからない。
たまたまかと思っていたのだが、そうじゃないってことに最近気づいた。常にかからないのだ。キーを差さずに車内にいたら盗難防止ブザーが鳴り出してあわててキーを差し込んだこともある。実は一度、ここで車軽くぶつけたこともあるし。
なんだろうここ、なんかちょっと磁場がおかしいのかしらん??なんて思っていたのだが、こないだ周りを見渡してみて初めて気づいた。店の隣にある二階建てのプレハブ小屋の名前が、M星サイエンス株式会社。サイエンス株式会社。サイエンス??で、株式会社???
プレハブ小屋なくせして、入り口はやたらと頑強そうな鉄のドア。「中から鍵がかかっておりますので、インターホンで内線番号を押してください。」といった意味の注意書きが貼られている。なんだろう、このチグハグ感。いったい何をしている会社なのかが、この上なく気になります。
この会社の、想像をはるかに超えた未知なる実験によって、この近辺の磁場が狂い、車が誤作動を起こしているのではないかという疑惑を抱いています。
ついでに、社内に一歩足を踏み入れたら、作業服を着た従業員さんがデスクが並んだプラネタリウム的な空間を案内してくれるに違いないという妄想をも抱いています。星空オフィス!!!
天文学は科学ではないという事実。いいではないか。だって、名前がM星だし。「星」がついてるってだけだけど。
待合室に通されたら、お茶を持ってくるのは、すり足で移動する背の低いロボット。
あ、あとね、白衣を身にまとい白髭をたくわえた丸めがねの博士的なじいさんがいるといいなとも思ってます。目の前には、炭酸水みたいなブクブクを絶え間なく吐き出すカラフルな液体の入ったフラスコが。
名前だけでここまで話を引っ張る自分、すごい。