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読書感想、追記しました。
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/02/08
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こういうリアルさが大好きなんだからもう。いちいち気持ちが分かりすぎる。決して明るい話じゃないし、どちらかというと倦怠感あふれる日常の詰まった本。かといってへこんじゃうほど暗いわけでもないんだけども。
とある普通の街に住む人々の、それぞれの微妙に普通じゃない生活が描かれている。コロッケ屋に通い、ヤク中の若妻をそれとなく観察する、専業主夫の話とか好きだったなあ。小学生のいじめられッ子の話も。
なんか、人間観察してる気分になるな。まあ、そんな観察される人たちの中には自分も入ってるんだろうけど。
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: 文庫
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冷静に考えるとわりと酷い状況にいるんだけどね、主人公。それでもあまりドロドロッとせず、読後感も爽快なのがすごい。
逃亡、くそたわけに次いでこれか。最近はこういう話多いねえ。てか、私がそういうの選んじゃってるだけなのか?
ともあれ、睡眠のアレで入院してたときのことをちょっと思い出したわ。やっぱ、精神病院て不思議な空間だよな。(※詳しいことを知りたい方はこのあたりの日記を読んでくださいな。)
そういや、自分の入院してる個室にドアのない便器が設置されてて軽くテンション下がったもんだった。一応、まわりにアコーディオンカーテンがぐるりと閉められるようにはなってるんだけどね…。でもさー、うかうかウンコとかできないじゃん。看護婦さん入ってくるかもしれないじゃん。って、軽く便秘になったんだよな……。
映画も観たいなあ。っと、そういや蒼井優出てるけどやっぱり摂食障害の役なのかしらん?細いもんなあ。
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/07/10
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多分、ドラマはおもしろいんだと思うんだけれども、どうも活字でこの語り口はマッチョでいかんなあ。個人的に受け付けないかんじの語りだった。とはいえ、ストーリーはそこそこ楽しく夢中で読めちゃったんだけども、たまに、この語り口のマッチョさで醒めたりすることも……。
と言いつつも、続編が105円コーナーにあったらまた買っちゃうかも。なんにせよ、ヒマつぶしにはいいかんじかもな。娯楽本って印象。いや、悪い意味ではなく。