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こないだ、感想は後ほど、と書いてそのままだったものの感想を書く。まずは、1/5の宿題より。
あ、ちなみに、一個下の19日の日記の分の感想文も書きました。
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この人は、目に見えないものとか説明しづらい感情とかを表現するのが上手な作家さんだなあという印象があったのだけれども、これはけっこう目に見えるものとかシチュエーションとかそういう描写がよいものが多かった気がする。夜桜の下で駆け落ち相手を待つ話とか、絵的に場面が脳裏に浮かんだ。
偶然、自分と元恋人との別れを願う絵馬を見つけてしまう表題作といい、設定も上手だよねえ。
さらっと読めたけど、個人的には、重すぎず軽すぎずちょうどいい具合だったです。
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考えてみたら吉本ばななの本って読んだことないなー。流行ってたころも気にはなってたけど、読まずじまい。中学とかそんぐらいだもんなあ。
童話みたいなお話で、だけども、母親の事故に関する記述とかは実にグロい。淡々とはしてるんだけどね。
ずっと会ってないけど、きっとお互いにふと思い出しているような。そばにいないのに、どこかでつながってるような存在。そんな人がいるというのは非常にうらやましいことだと思った。個人的にそういう人はけっこういるけど、でもそれが両思いであるかどうかはわからないからね。
死について書いているのに、悲しいというよりは優しいお話でした。
一回会うたびに思い出という空間ができる。うん、それってステキだな。