cheeps2008-04-12

新卒で就職した会社の時の友達が遊びにきてくれた。
退職してからも何度か会ってはいたけど、それでも、一人は結婚式の時以来、もう一人はそれ以上ぶりの再会だった。
三十路過ぎてからの久々の再会というのは、人相変わってそうで恐ろしかったのだけれども、会ってみたら二人とも拍子抜けするほど変わってなかった。帰り際に「久しぶり過ぎて、ぎくしゃくしたらどうしようかと思ってた!」とか一人の子が言っていたけど、そんな心配も杞憂に終わり、楽しいひとときを過ごせたよ。
その会社というのが、絵に描いたような社長ワンマンの中小企業で、当時赤字だったということもあり、理不尽な要求を平気でしてくるような会社だったのだ。他の会社だったらパワハラで訴えられるぞ!ってかんじの。
一人はまだその会社に残っているので近況を聞いたところ、三人が同じ職場で揃って働いていた頃が一番どん底だったということがよく分かった。今はすっかり黒字らしい。当時は社長が就業時間中に電気消して歩いてたのにね。でも楽しかったよね、とも言い合えるのだけども。
実際、楽しかったみたいだ。上司とか同僚をドラえもんのキャラに当てはめたり、Q食品殺人事件!とか言ってましたよね〜って言われて、そういえばそんなこともあったなあ…と思った。当時の私たちは、社長が殺されて犯人は倉庫番のY主任!とか言うストーリーを作って盛り上がっていたようだった。(いや、決して、社長しね!とかって思ってたわけではなくて……)
あと、自分の送別会で飲みすぎて記憶なくしたらしい、自分。そのことすら覚えてないってどうよ。しかし、はしゃぎすぎではないか、若かりし頃の自分よ。一応社会人だったはずなのに。はんずかし!
何やってんだか。でもブーブー言ってばかりだったのに、意外と楽しんでたんだなーとか、思い出話に花咲かせて改めて気づく。ムカつくことがあるからこそ余計に楽しめるってこともあるような気がするな。楽しさが際立つというか、まあ社長がアレだと団結力は強まるわなあ。仲良かったもんなあ、同僚とは。
最近までいたIT系の会社とはやっぱり毛色が全然違うんだよなあ。隣の席の人ともメッセンジャーで話すとか、ありえない会社だったもんなあ。まず、メッセンジャーで話すって概念がないもんな…。あのアナログ感は今となっちゃ、逆に新鮮かもしれない。
まあまあ、そんなこんなでまたいろいろ頂いちゃったのですが、なんともタイムリーなことに、ミツロウくれよんをもらってもうた!昨日のアレとは違うメーカーっぽいけど、木箱入りだしミツバチ模様の巻紙もカワイイぜ☆書いては消して何度も使えるぬりえ絵本ももらっちゃったし!ラッピー!!
ちなみに画像の脇に見える派手なニワトリさんは、バルセロスって言うポルトガルの伝説のおんどりらしいよ!ポルトガル土産にもろうた!クックドゥドゥコケッコ!!
おんどり・めんどりってやっぱ字面がステキだなあ。ホクホク。
そうそう、二人とも独身なんだけども、甥っ子姪っ子がいるせいで子供の扱いに慣れていて、こちらもだいぶ助かっちゃった。
そして、「それにしても、子供がこんっなに!カワイイとは思わなかったよね!」と一人が言って、満場一致で激しく同意。ホントだよねー。オトナになって大きく変わった価値観のひとつだね、これって。