はてな年間100冊読書クラブ 60冊目・61冊目・62冊目

カレーライフ

カレーライフ

タイトルに釣られて図書館で借りました。
常々、カレーで世界平和いけると思っているのですが、なんだかそれを体現してくれたようなお話でした。
従姉妹5人でカレー屋をやろうということになり、生前、洋食屋をやっていたおじいちゃんのカレーの味を探って海を越え山を越えあちこち旅したりします。アメリカ・インド・沖縄を旅するのですが、特にインド旅行記がリアルなかんじでおもしろかった。インドに行った気になれた。
スパイスについても詳しく書いてあったりして、カレー好きとしては興味深かったです。
しかし、アメリカではカレーってメジャーな料理じゃないんだね!意外だった!バーモント州バーモントカレーなんてない!わあ、ビックリ。
スパイスを炒めると香りがよくなるって覚えとこ。

ニシノユキヒコの恋と冒険

ニシノユキヒコの恋と冒険

10人の女性がニシノユキヒコという男性のことを語るお話。
10人の観点から語られて、ニシノユキヒコという男性のさまざまな一面が明かされていく。やはり、人によって、視点によって、人物像って変わるよね。一言で説明できちゃう人なんてそういない。
ニシノユキヒコは非常にモテる男性で、でもガツガツしてなくて、どちらかというとつかみどころがない。
でも、そう、つかみどころのない男性ってモテるんだよねー。気になっちゃうもんねー。
それなりの恋愛経験を積んできたカワイイ女子が、つかみどころのない男子にハマり、ペースを崩される図を何度も見たことがあるよ。

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー

フウウ。買って、半年ぐらい本棚に入れっぱなしでした。もっと早く読みたかったんだけども、図書館本に追われて読めないでいたのです。やっと読んだよ。映画化だしね!
うん、おもしろかった。買って損なしだった。
実は、この続編の「ホルモー六景」をうっかり先に買ってしまって読んだのだけど、基本設定が分からず、イマイチ楽しめなかったのですが、この本編を読んだらとってもおもしろかったので、改めて続編も読み直してみようと思います。
映画では、楠木ふみを栗山千明が演じているのですね。凡ちゃんルックの栗山千明…見てみたい……。