はてな年間100冊読書クラブ 66冊目・67冊目・68冊目・69冊目
- 作者: いしいしんじ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/11/27
- メディア: 単行本
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メルヘン色の強いイメージのあったいしいさんでしたが、だんだん作風が生っぽくなってきたなと思ってはいましたが、そっち方向に行っちゃうのかー。いや、でもこれはこれでいいんですけどね。
最初の浄瑠璃の話が相当印象深かった。浄瑠璃こわいね、浄瑠璃。たけしの映画、DOLLSをちょっと思い出しましたよ。
四国には行ったことありますが、車で深夜に東京出発で車中一泊・宿一泊の二泊三日っていう弾丸ツアーだったので、またゆっくり行ってみたくなりました。
- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: 単行本
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空飛ぶお座敷とか、嵐を巻き起こす扇子とか、カエルに化けてかれこれ何年も井戸の中にこもっているタヌキとか、夢いっぱい。弁天さんはなんだかんだ言ってもいい女だわね。
偽電気ブランとか夜の先斗町を走る電車が出てきたり、「夜は短し歩けよ乙女」と世界がつながっているかんじですねえ。金曜倶楽部の長老はもしや李白さんなのでは?
阿呆の血のしからしむところだ。よい言葉ですねえ。涙あり笑いありでとても楽しめました。エンターテイメント!!
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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楽しかったあの頃を思い出したりした。これぞ青春!!ラストの星子ちゃんのお話はちょっぴりせつない。
なんだろうこの人のこの、リアルに現代人てかんじの感覚。なんというか、小説を読んでいると、若い子が主役のお話は特に、どことなく時代にズレを感じてしまうことが多いのだけど、この話にはそれがない。と思ったらやっぱり作者さんお若いのねえ。
これまたとっても楽しめました。