cheeps2009-07-11

なんだかんだ言って行ってきました、内輪ライブイベント。
一時期はどうなることかと思いましたが、ぺろちゃんはほぼ完治、私も喉の痛みは和らぎ咳もほぼ止まり、残すところは鼻水のみとなったのでよかったです。
しかし、ハプニングも多々。出かけようと思ったらぺろちゃんが昼寝してしまったり、仕切りなおしてさて今度こそ出かけようと思ったら、今度はうんもがはみ出し下着が汚れてしまい、着替えさせたりでスタートダッシュが遅れてしまい、あげく、車で行ったのですが、ひどい渋滞につかまり目的地の板橋まで三時間かかってしまいました…。
しかしながら、着いたらなんのライブもやらずに皆まったり飲み食いしてたよ。ゆるいイベントでよかった!
スタジオの大部屋を借り切ってのイベントだったので、そう広くはない空間に人がギュウギュウに座っていたもので、最初のうち、人、特に男性を怖がっていた様子のぺろちゃんでしたが、広げられたゴチソウやジュースを飲み食いするうち、次第に慣れてきた様子でした。
私の組んでいたバンドも急遽出演ということになり、もう二年もギター触ってないけど大丈夫??などと言いつつ、ぺろちゃんを席に座らせてステージ上にあがると、取り残されて途端に弱気になったのか顔をゆがめて泣き出すぺろちゃん。
こりゃ演奏してる場合じゃないやねということで、ギター先生(実際には先生ではないのだけど、昔、スタジオミュージシャン的なことをしていた)のI田さんに代理を頼む。
急遽頼まれたのにも関わらず、キッチリ弾きこなすI田さん。さすが。
初めての大音量にビビってひ〜んと泣き声をあげるぺろちゃん。このバンドは一曲だけだったので、音量をやや下げてもらい、ギュッと抱っこしといたらなんとか持ちましたが。
次のバンドはけっこう轟音なので無理かな〜と言うことで、ぺろちゃんを連れてロビーへ。
ついでに、子供を実家に預けてきたMちゃんは乳が張るので帰るということだったので、Fちゃんとともに途中までお見送り。外へ出た途端に元気いっぱいになりそこいら中駆けずり回るぺろちゃん。
Mちゃん、Fちゃんとは一緒にバンドを組んでいた仲なのですが、ユニコーンの「シャンブル」に着いていたDVDのバンド話などを聞き、共感というか、私が感じたのと同じようなことを感じたようで*1、私たち、ユニコーンチルドレンだね!とかなんとか言って笑ってました。
またいつかこのバンドができるといいなあと、現役でバンド活動をしているFちゃんが言い、私もそう強く思いました。三十路過ぎて子持ちなのにギャルバンとか、なんか痛々しいんじゃね?とかちょっと思っちゃったりもしたけれども、なんかそういったことを意識せず、普通にやりたいと思う音楽があるのならば、形式にこだわらずにやってみればいいんじゃないかなと今日思いました。別に金もらってるわけでもなし、プロ目指してるわけでもなし、何かに負い目を感じる必要も、媚びる必要もない。趣味なんだからいいんだ、それで。
まあ、本当に可能かどうかは分からないけど。このバンドが自分たちにとって一番しっくりくるバンドだったんだってことに、離れてみてから気づいたのでした。いつかまたできたらいいなあ。
途中、ミスドでドーナツを購入してスタジオへ戻ると、そろそろこのイベントを企画した、トリのバンドの演奏が始まるところでした。
そして演奏が始まり、やはり大音量にビビり出すぺろちゃん。仕方がないのでスタジオのドアの外に出て、抱っこしてドアの小窓から中を見せてみると、案外まんざらでもない様子のぺろちゃん。一度降ろしたら、自ら、抱っこしてもう一度見せろよと要求してくるではないですか。ぬぬっ、もしやこれはいける…??と思いつつ、重かったので再度降ろすと、今度は自らドアを開けて中に入ろうとするではないですか。ぬぬ!さてはやる気だね、アンタ。
ということで中へ入ると今度は泣かずにステージを見ている。空いていた席に着くと、目の前にボンゴ。試しに私や周りの皆で叩いてみせると、おそるおそる叩き出すぺろちゃん。いいねいいね、その調子!
演奏していたバンドは少年ナイフコピーバンドだったのですが、ポップで軽快な演奏にだんだんノッてきたのか、ボンゴやオモチャの鉄琴をカンカン叩きまくるぺろちゃん。見よ、この速さ!

周りの人々もぺろちゃんをかまってくれて、楽器を与えてくれたり、一緒に叩いてくれたり、お菓子を与えてくれたりしました。暖かく迎え入れていただいて、感謝することしきりです。ホントは、もう一人ぺろちゃんと同級生の男の子が来る予定だったのだけれど、急遽風邪をひいてしまったとのことで欠席でした。残念。
トリのバンドが終わってから、マイケル追悼の儀式をやるとのことでしたが、もう時間もだいぶ遅くなってしまったので、先にお暇してきました。
帰りの車内では、何かを思い出したかのようにケタケタと笑い出したり、突然盛り上がったかのように奇声をあげたりしていたぺろちゃんでした。こ、興奮してる…?ちょっと刺激が強すぎたかな??
帰宅したらもうバタンキュー。長旅だったし、たくさん知らない人いたし、初めての大音量だったし、疲れたよね…。ごめんよ、ぺろちゃん…。
でも、我が家に生まれたからには今後またこのような機会があるかもしれないからね!初めての体験として、少しでも楽しんでもらえていたらいいのだけど。
私はとっても楽しめました。付き合ってくれてありがとう、ぺろちゃん!!