cheeps2009-08-09

サマソニ行ってきました。とっても疲れてまだ足とか痛いけど、楽しかったです。
とりあえず見たものをつらつらと。

マリンスタジアムの方から入場して、そのままエレカシのやってるスタジアムへ。「おはようこんにちは」やら「悲しみの果て」やらが聞こえる中、アリーナ席の入口がよくわからなくて焦る。やっと入ったらよく知らない新曲、で次が「今宵の月のように」。そして、古い曲やりますと言って「待つ男」。エレカシ好きなデビットさんに聴かせたげようと、電話して受話器越しに聴かせる。背後でぺろちゃんのはしゃぐ声。母は楽しませていただいておりますよ。へっへ。ラストは「ガストロンジャー」でした。宮本、汗だくで落ち武者のようになっていたけれども、それでもかっこいいロックスターでしたよ。ふふふ。


未だ会えていない友人たちや、タイミングが合ったら会いましょうという話になっていたユキヤマさん(id:yukiyama6)も皆、ヴァセリンズに移動するというので、そこで誰かしらと合流できるかなと思いつつメッセに移動。メッセ入ったらお腹がへっていることに気付き、腹ごしらえ。当然というかうっかりというかやはりカレーを食べてしまうわけですが、別段特徴のない普通の味でした…。せっかくなのでもっとスパイシーなの食べたかったぜー。まあいいやねー。デビットさんに頼まれていたAA=のTシャツを見に物販コーナーへ移動、している最中にユキヤマさんからご連絡を頂き、遭遇。小柄で可愛らしいオーラのある方でした。そして気さく。難聴気味なもので、何度も聞き返したりしちゃってごめんなさい!物販コーナーに目当てのものが見当たらなくて困っていたら、いっしょに探してくれてありがとうございました!あとで聞いたら売り切れだってー。しょぼん。
諦めてヴァセリンズへ移動。

  • ヴァセリンズ

ボーカル女子が可愛かった…。紫のTシャツに緑色のフレアスカートがよくお似合いでした。シンプルながら安定した演奏で楽しませていただきました。知ってる曲もけっこうやっていたのでうれしかった。リードギターの人、けっこうガシガシ弾くんだね!キュインキュインいっててびっくりしたー。やっぱりこういうバンドやりてー!って思っちゃうようなかんじが素敵。シンプルなバンド好きだー。ビヨンセのことを話題に出していらっしゃいました。しかし、なんかビヨンセとヴァセリンズが同じイベントに出場とかって、考えれば考えるほど不思議なかんじだよね!良いとか悪いとかじゃなしに。


終演後、友人たちとも合流し、皆でスタジアム方面へ移動。しようと思ったら豪雨に見舞われる。しばらくメッセ内で待っていたら、ほぼあがったので、いざ移動。移動途中、ユキヤマさんとソフトクリームを購入し、食べながら歩く。ここのソフトクリームおいしかった!出店とかじゃなしにメッセ内の普通の売店なんだけども。北海道で食べるソフトクリーム的な、牛乳の味がしたよ!!

ビーチステージへ行くというユキヤマさんとお別れして、友人たちとユニコーン目当てでスタジアムへ。アリーナに乗り込んだよ。ぐいぐい前へと攻め込んだけど、真ん中へんまでしか行けなかったや…。というか、一度やんだ雨がまた降ってきたのでした。よりによって、屋根のないスタジアムで、一番見たいユニコーンのときに降らなくても!
一曲目は「ひまわり」。曲が進行するにつれ雨も激しくなってゆき、まだまだ激しい雨の中での二曲目は、まさかの「服部」でした。わー!私この曲すっごい好きみたい。一瞬にしてテンションがMAXまであがったわあ。自分でもびっくりするぐらい雨に負けずにフルテンションだったよ。傘持ってたんだけど、さすがにアリーナ席では差せないので、隣にいたMちゃんの真似してレジャーシートを肩からかけてタオルを頭に巻いて見ていたよ。そしてEBIくんボーカルの「BLACKTIGER」ときて、民生のMC。「本日は良いお日柄で。」「さわやかな風が吹いてきますね。」なんて降りしきる雨の中。「このような雨の中、ビヨンセは出てくるのでしょうか」とも言っていた。みんなビヨンセの話題出すねー。というか、本日の民生は冴えていたように感じた。歌にも動きにもキレがあったよ。かかかかかっこいい!やっぱ結婚してえー!!一瞬、歌詞忘れてたっぽい個所あったけど。というか、メンバーが楽しそうに見えたので、こちらも楽しかったです。そして「すばらしい日々」「WAO!」「大迷惑」「ヒゲとボイン」「HELLO」でした、たぶん。HELLOは泣きそうになったよ。最後の方は雨もあがりましたが、既に上から下までびしょびしょですよー。ユニコーンじゃなかったら、スタンド席に移動してたかもー。

を見に、またまたえんやこらとメッセへの道を歩いたわけですが、せっかく来たのに二曲ぐらい見て満足してしまった。
かつて、日もとっぷり暮れた夜、フジのホワイトステージでトリ前ぐらいのソニックユースを見たことがあるのですが、あれが最高だったなー。あの雰囲気を思い出すと、屋内じゃあものたりなーい。なんつってー。というかお客多すぎてほとんどステージも見えなかったものでして。
物販を覗きつつ、ユキヤマさんがおススメしていたGOGOL BORDELLOを見るために、再びスタジアム方面へ移動。

さてここから怒涛のラストスパートの始まりです。第一弾はビーチステージトリのこのバンド。
サマソニは何度か行っているのに、ビーチステージってもしかしたら初めて行ったかも。Fちゃんと、ピタパン的な手軽に食べられるものを夕食代わりに買いこんでビーチへ。夜のビーチへの通路はとっても雰囲気があってよろしかったです。フジみたいだった。
到着したら、なかなかの大盛況で、皆さんフリーダムなかんじで踊り狂っておりました。たたたた楽しそう…!私も踊りたい…!!と思いつつ、ピタパン的なアレを平らげようと、ステージの端っこにある畳スペースに陣取ってリズムに体を揺らしつつ軽食タイム。しかし、さきほどの豪雨やらなんやらで畳が畳の役割をあまりはたしておらず、畳の上にレジャーシートを敷いて座りました。レジャーシート雨除けにもなったし、お役立ち!持っていってよかった…!*1
まさしくお祭り騒ぎでした。皆さん、昔わたしが練習していたスカダンスのようなステップを踏んで自由きままにくるくるまわったりして踊っていらっしゃいました。私たちも見ていたら楽しくなっちゃってFちゃんとともに見よう見まねでステップを踏んでおりました。ノリとか音とか、想像通りの方向性だったんだけど、想像していたレベルをはるかに超えておりました。これは楽しい。単独ライヴも見てみたくなっちゃうね!ビザが下りると良いです。
あ、そうそう、これ見てる最中に、やけに地面が揺れるな〜皆踊り狂っているからかな〜?と思っていたら、地震だったようですね。あの状況で気づくってけっこうでかかったんかな?

怒涛のラストスパート第二弾、ビヨンセ。トリはTHE FLAMING LIPSを見るつもりだったのですが、ビヨンセもちらりと見たい。どのみち、ビーチから行くと通り道だし。ってんで、スタジアムへIN。
ビヨンセさまは、惜しげもなくキラキラした足を出して挑発的なポーズをキメたり、キレのあるダンスを披露しておりました。黒人の女性ギタリストのプレイもすごかったです。超絶プレイ!なるほどなるほど。二曲ぐらい見て、だいたい雰囲気も分かって満足したので、THE FLAMING LIPSを見にまたまたメッセへ移動です。電車が混むと嫌なので、ビヨンセを少し見たら帰るというFちゃん。既に先に帰った友達もいるし、その他の友人も既にスタンド席で座ってビヨンセを見ていて、もう元気玉が足りないのでこのまま移動はしないと仰るので、一人でトリはしごしました。

実はこのバンド、あんまり詳しいわけでもなくて、疲れちゃったら行かなくてもいいかなーと思っていたのですが、最後の力を振り絞って来てみてよかったです。
色とりどりのバルーンがふわふわと飛び交っていたり、ステージ上に着ぐるみがいたり、カエルと子ブタの帽子をかぶった人々が両袖に陣取っていたり、時折巨大なクラッカー的なものを打ち上げて紙吹雪が舞ってみたりで、なんともドリーミーなステージでした。演出が曲とも合ってて、なんだか不思議空間だった。ジョージブッ●ュがどーのって言ってた。曲が終わるたびに、妙に高い声で「アリガトウ」って言ってたのが可愛らしかった。普段、このステージってスクリーンないのに、このバンドだけ半円形のスクリーンがついてた。でも映るのはボーカルの顔のドアップとか。やっぱりなんだかシュール!不思議!おもしろかった。トリップできそうよ、あの空間ったら。
  

本格的に混む前に駅に向かおうと、少々早目に切り上げた(といっても、時間的に、残すところあと一曲二曲ぐらいだったのではないかと思われる)のだけれども、けっこう長くやっていたからか、後ろの方まで客がわんさか詰めかけていてびっくりしました。
メッセ内のスクリーンにスタジアムでやってるビヨンセさまのライヴが映っていたので横目で見つつ歩いていたのですが、、ビヨンセさまは床に手をついて、頭をぐるんぐるん回していました。さすがの貫録!ばっちり見た友達からは、女神だ!!とかいうメールが着信していました。
駅へ向かう道すがら、花火があがったのが見えました。終わったんだね、ビヨンセも。電車はマジで混みあう五秒前てかんじで、ギリギリ座れて安心でした。これから帰る友達や、既に帰路についた友達や、結局会えずじまいで終わった友達などからぞくぞくとメールが届いて、皆さんめいめい楽しんだ様子だったのでよかったです。お相手してくれた皆さま、どうもありがとう、そしておつかれさまです。
夏フェスって、いつまでもその場にいたいような、早く帰ってお風呂にも入りたいような、また明日も来たいような、やっぱり明日は休みたいような、まあ要するに体力使うけど楽しすぎですね。もうちょいぺろちゃんが成長したら、ぜひ一緒に行ってみたいものだー。

*1:毎年、無駄に荷物を持って行って使わないものが多々あるのです