友人宅へ遊びに行ってきました。
友人は三年前に家を建てたのですが、いろいろタイミングが合わずにまだ訪問できていなかったのです。
場所は秦野なのですが、小田急線にはわりとアクセスしやすいので、案外楽に行けるかなあと思っていたのですが、甘かった。
いろいろあって家を出るのがいささか遅れ、ギリギリのところで電車を一本逃してしまい、30分程到着が遅れることに。目的地はもうけっこう小田原寄りなので、直通の電車が少ないのです。一本逃したら次来るの、20分後だったよ。ショッキング。
とりあえず、途中の分岐駅まで行く急行電車に乗り込み、暴れるぺろちゃんを押さえて抱きかかえるのに必死になっていたところ、分岐駅で降り損ねて江の島方面へ行ってしまってさらにショッキング。慌てて次の駅で電車を降りて逆方面の電車に乗り直し、結局予定より一時間遅れでの到着になってしまった…。
秦野の駅までは、旦那さんの運転でお迎えに来てくれたのですが、旦那さんは夜から飲み会があるということでそのままお出かけ。一瞬の遭遇でした。友人は妊婦なのに慣れない運転をしてもらっちゃって申し訳ないわあ。たどたどしい運転が新鮮でしたが、なんとか無事お宅に到着。
家はまだ新築のにおいがしてました。きれいにしてんなーと感心。見習わねば。
みかんやりんごやふかし芋など、ヘルシーなおやつをたくさん出していただき、食べつつトーク。出してくれた芋があんの芋っていうらしいんだけど、甘くておいしかったー。こりゃあいいやー。ルクルーゼのお鍋に、戌の日に水天宮近くの問屋で買ったという蒸し器をつけて芋をふかしていた。かーわーいーいー。
友人は臨月なので出産話で盛り上がったりしていたのですが、微妙にネガティブなかんじの出産話になってしまい、ちょっとおもしろかったです。子供を産んで本当によかったとは思うのだけれども、出産の時はもういちいちすべてのことが本当に痛かった。安産だったのだけれどもね。すぐ忘れちゃうなんて皆言うけど、私は忘れられないのよー。痛いのキライなんだもの。ってまあ、これから産む彼女にはそこまで言ってないけれども、痛かったことは伝えた…。
友人のお腹にいる赤ちゃんは男の子らしいのだけれども、マジレンジャーとか観る自信がないって言ってました。教育テレビもちょっと…って言ってたので、教育テレビは案外おもしろいよ!と力説しておきました。
昔から、微妙なネガティブさで馬が合う彼女。でもなんだか彼女のネガティブさはおもしろいのだ。暗ーいマイナスなかんじがあまりなく、くすくすっと笑ってしまうようなネガティブさ。ネガティブというよりはへなちょことか言った方が伝わりやすいだろうか。ネガティブを笑いに転化する能力に長けている!でもなんだかんだ言いながらも、ちゃんとつつがなく前に進んでいるところがステキだと思う。
そうそう、新築した一か月後ぐらいに、いきなり泥棒に入られたのだとか!貴金属を狙った外国人盗賊団だったらしく、勝手口をバールでこじあけられたのらしい。たまたま近くの親戚の家で夕飯をとっていて家にいなかったらしく、むしろそんな乱暴な外国人とかだったら何するかわからないので、鉢合わせしなくてよかったねと警察にも言われたらしい。ホントこわいわー。
しかし、貴金属狙いということで、真珠のアクセサリーや婚約指輪やらを盗まれたらしいのですが、その他、キッチンスケールだとか、わけのわからないものもとられたらしい。自分で使いたかったんだきっとって言ってました。ちなみにその日は13日の金曜日だったらしいです。ひ!
ひととおりトークしてから、家の中を見学させていただきました。二階もきれいにしてありました。和室がぴっかぴかで何も置いてなくて旅館のようだったわあ。子供が生まれたら、ここでお母さまが寝泊まりするらしい。やっぱ自分ちと比べると断然物が少ない。やっぱうちってば物が多すぎるんだなー…なんとかしたい。
寝室には大き目なベッドが二つピッタリくっつけて置いてあってキングサイズのベッドみたいなことになっていました。そしてフカフカお布団大好きっ子なぺろちゃんがそのうえでおおはしゃぎ。ていうか布団が好き過ぎて離れようとしてくれませんでした。「こんなに布団好きな子がいるとは思わなかった。」って言われてました。
旦那さんの方の布団の中にもぐりこんだとき、友人が「あっ、そこは、くさいよーーー!」とか言っていて可笑しかったです。友人曰く、旦那さんは加齢臭がするらしい。「わ!なんかくっさいよもうー!」って旦那さんに言ったら「お前だって、ばばくさい!」て言い返されたらしいですけれども。
その後、なんとかぺろちゃんを寝室から引きはがし、リビングへ戻り、ピザを注文。友人の旦那さんも飲み会だし、うちもデビットさんが夕飯いらないと言っていたので、ここで夕飯を食べていくことにしたのです。
ぺろちゃんはひっきりなしに、出されたおやつをつまんでいたからか、あんまり食べず。こぼしまくりで申し訳ない…。やはり子供とこたつで食事は危険だな…。こたつ布団の上に古タオルを敷いてもらっての食事になりましたよ。
子供の扱いに慣れていないと言っていましたが、ぺろちゃんの気さくな振る舞いに心和ませてくれたようだったのでよかったです。
なんだかんだと長居してしまい、帰りはちょうどタイミングよくきたロマンスカーに乗り込んで帰宅しました。
友人宅では楽しく過ごせたのですが、大変だったのが電車の中でした。電車に乗るとテンションが上がるのか、ぺろちゃんが大暴れでおとなしく座っていてくれないのです。座席には座っていてくれないし、ベビーカーに乗せるたびに泣き叫んで拒否するしでもうこっちが泣きたかったよ。帰りのバスでは、ベビーカー固定席に座っていた青年が席を譲ってくれて本当に感謝した。
まあまあ、なんだかんだと絶え間なく動き回っていたぺろちゃんもおつかれだったことだろう。寝付きが大変よろしかったです。お付き合いありがとう、ぺろちゃん!
ちなみに、友人宅にあったかわいいパンダ。